【吐きつわり】体験談/つらい症状と悪化した時の対処法

妊娠・出産・乳児

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こんにちは。mama40 けいこです。(2024年3月12日更新)

妊娠中の「つわり」の症状として最もメジャーな「吐きつわり」。つわりと言えば「ウッ」と吐き気をもよおし洗面所へ…。といったイメージが一般的ですよね。でも、そんなドラマで見たシーンからは、その状態が長期的に毎日つづくことがあることまでは分かりませんでした…。

かくいう私は、ひどい吐きつわりを体験。毎日毎日吐き続ける日々が2ヶ月半続きました… 。

「明日は今日よりいい日でありますように…」そう切実に願いながら毎日をなんとか乗り切っていく、そんな日々でした。

その苦しい「吐きつわり」はどんな症状なのか、どうしたらそのツラさを乗り越えられるのか、自分なりに見出した対処法を体験談を交え記していきます。

ツラすぎる…吐きつわりの症状について

その名の通り「吐き気と嘔吐」これが主な症状。食べても空腹でも、とにかく嘔吐、吐き気がずっと続く苦しい症状…。

吐きつわりの症状や程度は人それぞれです。

例えば…

朝だけ、夕方だけなど特定の時間帯のみ吐き気がある
一日中吐き気が続き、嘔吐を繰り返す
吐き気があるだけで嘔吐はしない
妊娠初期だけ吐き気があった
中期は収まっていたけれど、後期にまた吐き気が復活
出産のときまで継続してずっと吐き気がある場合も

そして以下は、実際の私自身の症状です。

妊娠5週目から2ヶ月半毎日ずっと、とにかく吐き続けた
トイレで吐きながら呼吸困難や、気絶しそうになることが多々
食べている途中にすでに吐く
水分を飲むだけで吐いてしまう時も(ひどい時は舐めた飴まで吐く)
歩きながらも吐く
電車に乗る時は、途中下車してトイレで吐くことが習慣に
入院まではしなかったが、ほぼ寝たきりで2ヶ月半
横になっていても倒れそうな感覚
体重は4kg減
激しい匂いつわりも
11週からは胃痛も加わる
12週からはさらに頭痛も

どうやら、先輩ママやマタニティクラスで出会ったプレママたちとの比較で、私の症状は、わりと重めのつわりだったことを悟りました…。

ただ、もっとひどくなると脱水症状や飢餓状態になって入院する人もいるようです。体の中が激変に伴う「つわり」という代償は、今までの人生で一番苦しい時間でした…

体験談/吐きつわりの対策

妊娠9週で初めて産婦人科にかかった時、助産師さんに「つわりがつらい」と打ち明け、相談すると「そう…でもお水飲めるでしょ?ご飯も時々食べれるでしょ?じゃぁ、もうちょっと頑張って!」とだけ言われました。えー!そ、それだけ??と思ったのですが、何百人、何千人も見ているベテラン助産師さんがそう言うのです。きっと、乗り切るしかないのだな…と悟りました。

そこで調べたり、自分なりに見つけた対策方法をご紹介します

1. 食べられるものを、食べられる時に食べる

私の通っていた産婦人科でも「この時期は無理に食べなくても良い」との指導が。栄養バランスのことはそこまで考える必要はなく、とにかく「食べれそうなものを、食べれそうな時に食べる」を心がけるとよいと知りました。

赤ちゃんへの栄養は大丈夫?と気になりますが、この時期、お腹の赤ちゃんが必要な栄養は、今までの身体の中に蓄えれらているので問題ないそうです。

私は、野菜や、栄養がありそうなものを食べた時にすぐ吐き、ジャンクフードを食べた時に限って吐かなかった…なんて時もあり、栄養面で不安になりましたし、罪悪感を感じたりしましたが、この時期は「乗り切る」ことだけ考えるべきなのです。

とにかく「食べれるのもを、食べられる時に食べる」です。

関連記事 : 吐きつわりでも比較的食べやすいものについて
【つわり中】食べ物・水分補給

2. 小分けにして食べる、1日5食?

普段の食生活といえば、朝昼晩の1日3食、規則正しくが基本ですが、つわりの時期は食事の時間帯を気にする必要もないそうです。「朝は気持ち悪い」「夜になると吐き気がする」など、時間帯によって具合が変化することも多いので、たとえ夜中であっても「食べれるものを食べれる時に」が基本です。

また、一度にたくさん食べると、消化しきれず結局は吐いてしまうこともあるので、少しづつ、小分けに食べるのがよかったです。

3. 寝起きの空腹時、ベッドの横にすぐつまめるスナックを

これは「食べつわり」の症状にもいいのですが、寝起きの空腹の時の気持ち悪さを解消するため、横になったままでもすぐにつまめるスナックを用意しておくこともよかったです。

○ ビスケット・クッキー
○ グミなど
○ 飴
○ バターロールなど
先輩ママが「つわり中にこれを時々つまんだよ」とくれた
○ マコロン(落花生入りの軽い食感のお菓子)
○ おからクッキー(おからなので栄養も)

なども、とてもよかったです。

4. 水分を一口づつこまめに

【つわり中】食べ物・水分補給」にも記しましたが、妊娠中には様々な体のメカニズムによって水分が必要となります。水分補給は本当に大切です。特に吐くと体の水分が極端に失われますので、脱水症状にならない為にも水分摂取はしっかりと行うべきなのです。

水さえ吐いてしまうときでも、

○ 水を少し口に含むことをコツコツと続ける
○ 氷を口に含む

など、頑張って水分補給を心がけました。

また、ジュースを多く飲むのは糖分が多いからよくないと分かってはいましたが、私はそれしか飲めない…と悟った時はレモンジーナを1日2〜3本飲んでました。糖分が入っていることだけは理解しつつ、それでも「飲めるものを飲める時に」を実行していた形です。

水分をとることは、便秘の解消にもつながり、便秘がよくなると、つわりが酷くなりすぎる可能性も少なくなります。

5. 赤ちゃんのために葉酸サプリだけは摂取!

妊娠初期の吐きつわりであれば、栄養のことはあまり気にする必要はありません。この時期は、母体に蓄えられた栄養で赤ちゃんが成長するからです。

でも、この時期に赤ちゃんのために絶対欠かせない栄養素があります。「葉酸」です。

厚生労働省は、葉酸摂取によって「胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減できる」とし、妊娠1ヶ月前~妊娠3ヶ月の女性は通常の食事からの葉酸摂取にプラスして、いわゆる栄養補助食品から1日400ugの葉酸を摂取するよう通知を出しました。

しかも、葉酸は体に蓄積できないので、毎日摂る必要があるのだそう。

それゆえ、私も水分補給と同時に、葉酸サプリの摂取だけは頑張って続けました。妊活中は(経済的だし、最低限の栄養をカバーしているので)「ピジョン サプリメント 葉酸カルシウムプラス 」を飲んでいました。ですが、つわりが始まり、食事から栄養をとれなくなってからは【ベルタ葉酸サプリ】にしていました。葉酸の吸収を助けるビタミンB6/B12/Cや、妊娠中不足しがちな鉄分/カルシウムが他のサプリの比ではないくらいたっぷり配合されているからです。

葉酸サプリを飲むタイミングは、今なら吐かなさそう、という瞬間を選んでの摂取を心がけました。

6. エチケット袋を持ち歩く

私は、妊娠初期に飛行機に乗る機会があったので、その時に飛行機から持ってきたシックバッグを数枚、カバンに入れていました。

このようにトイレが近くにない状況で吐きそうになった場合でも大丈夫なようにエチケット袋(嘔吐用の袋)を常に持ち歩くといいかもしれません。破れて漏れないようにビニール袋を2枚重ねにし、外から分からないように紙袋に入れるとよいですし、飛行機のエチケットバックのようなものも販売されているようです。

実際私は、これらの袋を利用したことはなかったですが、何より、人混みや、電車の中で「ここで吐いちゃったらどうしよう…」という不安とプレッシャーに負けないよう、念のため袋を持っておくという安心感がありました。

7. 気持ちを落ち着ける

妊娠初期のつわりは本当につらいので、仕事を辞めてしまったり、家事をする事ができずにずっと布団の中で過ごすという場合も多いでしょう。(私は2ヶ月半ほとんど寝たきりでした… )。さらに、ホルモンバランスの大きな変化によって自律神経も不安定になりやすいですので、ネガティブな気持ちになって自分を責めてしまうことも…。
でも、責める必要などは全くないのです。体の中が激変し、新しい命を身体に宿しているのですから、心身がおかしくなって当然なんです。

大事なのは「自分だけじゃない」と思うことが大切です私は先輩ママたちに、ベッドで横になり、泣きながら、LINEやメールでつらさを伝えたりしました。多かれ少なかれ、みんな妊娠中のつらさは経験しているので、つらさを分かってくれる、共有できる、それだけでどこか気が楽になりました。

もし、お友達に愚痴ることを躊躇してしまう場合、私に伝えてくださっても結構です。お気軽に お問い合わせ メッセージを送ってください。

8. 家族の協力を得る

この時期、どうしても家族の協力が必要になり、また、つらさを乗り切るためにも、旦那さんに甘えさせてもらうことも必要です。ただ、男性の場合、つわりのツラさを理解してくれなかったり、なぜ1日家にいたのに何もやってないのか?と怒られてしまうこともあるかもしれません。そういう時は、雑誌やネットのつわり情報を見てもらうとか、産婦人科に一緒に行き、先生に説明してもらうなど、少し努力をする必要があるかもしれませんが、何より赤ちゃんのため、乗り切ることが大切です。

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吐きつわりの症状がひどい時は、お医者さんに相談を!

吐きつわりの症状がひどい時には、産婦人科で相談してみましょう。検診の日がまだ遠い場合などは、電話して緊急に行くことも可能です。

具体的には次のような症状の時だそうです。

○ 全く食べられない
○ 水も飲めない
○ 3日以上全く食べれない
○ 胃や食道が痛くなる
○ 尿の量が少ない

このような時は脱水症状や深刻な体力の消耗への警戒も必要だそうです。躊躇せず、早めに病院で診てもらうようにしてください!

本当につらいですけど、頑張って乗り切りましょう!

必ず終わりがあります!

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