100均でできる【モンテッソーリ手作りおもちゃ】知育玩具（教具）１歳２歳　体験談

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こんにちは mama40 けいこです。

この記事では、モンテッソーリ教育のメソッドを参考にしながら、１歳や２歳の子どもたちが夢中になる知育玩具（教具）を手づくり版と簡単に手に入る市販のものでご紹介します。

●おうちモンテを気軽に取り入れたいけど、何を用意すれば良いの？

●100均の材料でモンテッソーリ教具が作れるって、どんな風に？

と言う疑問を解消するための記事です。

子どもの身体の発達【基本動作】をサポートする方法とそのために用意するものがわかりますよ！

モンテッソーリの本を読んだ時、幼児の時期は

「読む書く計算」より「折る切る縫う」が大切！！

と知りました。

ぜひ、最後までご覧になって「折る切る縫う」の教具をご確認くださいね。

【指先活動】モンテッソーリの基本動作

モンテッソーリのメソッドは、子ども自身が基本動作を満足するまで何度も何度も同じ動きを繰り返すことが重要で、大人はそれをひたすら見守る役目、子どもたちがやりたいときにやりたい動作をできるように、教具を手の届くところに用意してあげることそれが大切なのです。

例えば、こんな基本動作です。指先を使うことが脳に刺激を与えます。

• 落とす
• 引っ張る
• はめる
• つまむ
• 注ぐ
• 貼る
• 積む
• 並べる
• 縫う
• 切る
• 折る

基本動作の発達を促すおもちゃ（知育玩具、モンテソーリ用語では教具と呼びます）は、工夫次第で、なんと100均の材料で手づくりできてしまうんですよー！！！

（モンテッソーリ、手づくり、100均、と検索してこのページに来てくださった方、いらしゃいますよね！）

そうやって手づくりしたおもちゃは、１歳２歳の時期の子どもに大人気です。

それでは、それぞれの動作に必要なアイテムをご紹介していきます！

【落とす】　モンテッソーリ

ミルク缶を使った手づくりおもちゃ【ぽっとん落とし】モンテッソーリ

見ただけでもう作り方わかる感じですよね？

そうです、ミルク缶のふたに貯金箱の入口みたいな穴を開けて、ミルク缶の周りに画用紙を貼るだけ！

カッターを使ってミルク缶の蓋に細長い穴を開けるのですが… この作業だけがすこーし難しいです。

ぽっとんと落とすアイテムに私が選んだのは「番号札」と呼ばれるものです。

色別で、丈夫で、大きさや形も扱いやすいので選んだのですが、こちらは100均では残念ながら手に入りません…。どのお店で聞いても扱ってないと…。

しかし、大きめな文房具屋さんや、ホームセンター、もしくはAmazonでも1枚単位でさまざまな色が買えます。

遊び方：

番号札を指先でつまみ、穴に入れる。縦と横の向きを考えないと入りません。

入った瞬間の笑顔！！！

ぽっとんと落とすと、中でカチャン、カチャンと音がすることも楽しいようです。

全ての番号札を入れ終わると、また繰り返してやりたいため、どうやったら出てくるのか観察しています。

私がミルク缶の蓋を開けてあげて、再び番号札をとり出す仕組みを見せたら、次回からは自分で取り組んでました。

【引っ張る】　モンテッソーリ

【ティッシュ出し】100均　手づくり　モンテッソーリ

ティッシュを引き出すことが、１歳２歳の子どもにとって、どれだけ楽しく、どれだけ興味があるお仕事なのか！！

それは大人にはわからない特別な好奇心です。その気持ちを満足いくまで繰り返し自由に引き出させてあげたいですよね。

日常生活に支障のない範囲で（汗）

そこで大活躍の、ティッシュ引き出し放題おもちゃです！！

100均で揃えるアイテム：ウェットテイッシュケース、白いフェルト

作り方：フェルトをケースの大きさに合わせて四角に切る。市販のティッシュのように交互に挟みながら折理、ケースに入れる。

白いフェルトは、ダイソー、セリアなどどこでも売っていますが、セリアのフェルトがソフトな感じです。

ウェットテイッシュケースは、もちろん100均でも売っているのですが…なんとなく取り出し口の安全性が不安だったため、私は赤ちゃん用のおしりふきのケースを使いました（もちろん中身も実生活で利用しました）

【ひもを引っ張る】100均　手づくり　モンテッソーリ

こちらはニョロニョロながーく引っ張れる、ひもひっぱりおもちゃです。

100均で揃えるアイテム：ストロー用の穴が蓋にすでに空いている飲み物容器、あとは何でもよいのでちょうどよい太さのひもです。

作り方：ひもの片方の端に結び目を作る。蓋のストローの穴に紐を通す。紐のもう片方の端にも結び目を作る。紐をびんの中に入れて蓋を閉める。以上！

遊び方：ひたすら紐を引っ張る！！

全部の紐を出し終わったら、また紐を戻してあげます。満足いくまで繰り返しさせてあげます。

【はめる】　モンテッソーリ

【色分けポンポン】100均　手づくり　モンテッソーリ

手指をたくさん使い、色分けも考えなければできない、秩序のお仕事です。１歳２歳の子どもは、穴や隙間にはめるのが大好きな時期！

100均で揃えるアイテム：製氷皿、ポンポン、丸シール（色は、三原色の、赤、青、黄色、がオススメです）

作り方：製氷皿の各セクションに、列ごとに同じ色のシールを貼る。同じ色のポンポンを入れる。

遊び方：最初は、大人がやって見せてあげたらよいと思います。トレーにポンポンを全部出して、それを一つづつ、指でつまんで入れていく。２歳半くらいになるとトングも使えるようになります。わが家ではこどもちゃれんじぷちの教材で届いたトングを利用しました。

時々間違った色に入れてしまうこともあるのですが、その時も「これであってるかな？」などと声かけする代わりに、首を傾げてみたり、その色のポンポンを触ってみたり、あれ？何か違う気がする、と言う感覚を、まず子どもに気づかせることの手助けをします。

もし子どもが、それでよし！となったなら、無理に色を正そうとしないで、時期が来るのを待つ余裕を心がけるとよいと思います。

【色分け　ペグあそび　タングラム】100均で買いました！　知育玩具　モンテッソーリ

こちらダイソーで買いました！！！

どうやら、大型店でしか扱っていないため、近くに大型店がないと買えない不便性があったり、やっぱり１００均なので、どうしても木の部分でささくれがあったり、少し安全面は気になるのですが…。気をつけて見守りながら十分遊べました！！

タングラムは１歳２歳の子どもにはまだ難しくて仕上げることはできませんが、ブロックを色ごとに分けるなど、よいお仕事をしていました。

お近くに大型ダイソーがない方や、安全性を重視する方にはこちらを

【型はめおもちゃ】　知育玩具　モンテッソーリ

このような型はめパズルは、形の認識、手指の運動、押す楽しさ、入れる楽しさ、たくさんの知育ができます。

しかし、さすがに手づくりは難しいので、できれば木製のものを用意してあげるとよいかもしれません。

型はめパズルは、１歳２歳の子どもが飽きずに興味を持つように、さまざまな仕掛けや機能がついていることが多いです。

参考までに…

【つまむ】　モンテッソーリ　洗濯バサミ　ピンチ

用意するアイテム：洗濯バサミ、ミルク缶のぽっとん落としでも使った 番号札 ←大活躍です

遊び方：洗濯バサミをつまむのは、１歳２歳の子どもには少しコツが入ります。２つの指を使い、どの向きに力を入れたらよいのか。さらに洗濯バサミに何かをはさむ時に、指から離すタイミングなど。最初はうまくいきません。じっくり時間をかけて見守ってあげる必要があります。ですが慣れてきた時の喜びはとても嬉しいものです／番号札をはさんだり、何かに挟みながら並べたり。子どもの想像力のまま遊ばせてみましょう。

洗濯バサミは色々試した結果、100均のものより、安全性や機能性の関係でDaiyaの洗濯バサミを選びました。

なんと！今ではラスカルの洗濯バサミありましたよ！

【注ぐ】　モンテッソーリ　お水のあけ移し

お水をこぼしたりすること、注ぐことは１歳２歳の子どもにとってとても楽しいものです。

ご飯を食べてる時にコップの水をバシャーんとやられてしまうと、あちゃーと、ため息出てしまいますが…

それなら、思いっきりこぼしても、大丈夫な環境を作ってあげればよいのです。

100均で揃えるもの：計量カップ、トレー

遊び方：トレーの上に、計量カップを２つ向かい合わせて置く。一つにはお水を入れる。もう一つはからのまま。まずは大人が見本を見せて、一つの計量カップからもう一つの計量カップに水を注ぎ、あけ移す。今度はからになった方の計量カップにまた水をあけ移す。１歳２歳の子どもは、この行為を繰り返しているうちに、お水はトレーに全てこぼれてしまうこともあります。ですが、それでもよいのです。集中してお仕事に取り組んでいるうちに、どうしたらよいのか、自分でタイミングを掴んでくるはずです。

モンテッソーリ【トレー】教具の保管に必要／おすすめは100均！！！

トレーの話が出たので、ぜひここで、モンテッソーリの教具の保管に大切なトレーについて紹介させてください。

教具をいくつも手づくりすると、それだけ収納するためのトレーもいります。木製のトレーをたくさん買えたらよいのですが…お値段がどれも高すぎる！！！

そこで、見つけたのが、ダイソーで売っているコンテイナーのフタです！！！ぜひご活用ください！！！

【貼る】　モンテッソーリ　丸シール大活躍

モンテッソーリ定番中の定番のお仕事です！！シールはりは、手指の細かい動作です。どこに貼るのか認識し、シールを剥がし（難しい！）、貼っていく。最初はなかなか丸の中に貼れなかったり、自由にいろんな場所に貼りたがりますが、ゆっくりと見守ることがコツです。

シールを剥がすのが少し難しいようだったら、やりやすいようにシールの端っこを少しづつ剥がして渡してあげるとよいかもしれません。

こちらは電車の中でもできるお仕事なので、わが家ではおでかけの際に、シール台紙と丸シールを持ち歩いてました。

シールは100均で手に入りますし、台紙は「モンテッソーリ　シール台紙　ダウンロード」など検索すれば出てきますよ。

でも、プリンターなどがなかったり、良質なものを利用したい場合はこちらもおすすめです。

【積む】　モンテッソーリ　積み木　石　なんでも！

１歳２歳の子どもはものを高く積み上げていくことに興味があります。また、それが崩れてガシャーンと倒れる様子も楽しいです。

しかし、積み上げるにはコツがいります。小さいものの上に大きいものを積むのはバランスが悪く、丸い形の上では物が転がってしまいます。たくさんの知覚を養っているのです。もちろん指先運動も！

今までに登場したモンテッソーリ手づくりおもちゃのアイテムを積み上げでもよいし、空き箱を積み上げでも、なんでもよいのです。

もし、定番の積み木を使う場合は、音が鳴ったり、積み木の中が透明になってて透かして見える物、形にバラエティがあるものなどおすすめです。

わが家の愛用品、プルトイにもなる（引っ張るお仕事ができる）積み木セット

2023年からGENIに名前が変わったエドインターは素晴らしい玩具メーカーです。なんと…この積み木をおでかけに持っていって、出先でなくしてきたのですが…エドインターにお問い合わせしたら、１ピースから販売してくださるサービスがあったのです（泣）おかげで今でも全ピース揃っています。

【並べる】　モンテッソーリ

もう、ひたすら見守りましょう。

大切なのは、集中していたら、話しかけたりして気を散らさないことです。

【縫う】　【ひも通し】　【ボタン止め】　モンテッソーリ

お待たせしました！！！幼児にとって、読む書く計算より、ずっとずっと大切な「折る、切る、縫う」

【ひも通し】　モンテッソーリ　

縫うにつながっていく、大切な工程、ひも通しです。

【はめる】の基本行動に出てきた、ペグ遊びのパーツとリボンを使って、ひも通し

【ボタン止め】　モンテッソーリ　

実をいうと、わが家ではボタンとめは３歳くらいになるまで上手にできませんでした。でも２歳くらいの子どもが集中して、自分でやりたい！と取り組む定番の基本動作です。

こちらは、私の手づくりです！！！。。。。と言いたいところですが、メルカリで手づくりしている方から購入しました。

【縫う】　　モンテッソーリ　幼児用の針を使って！

ひも通しができたら、その延長で実際に縫うこともできるようになります！

わが家では、幼児用の針も込みでキットになっていた、すみっコぐらし、の縫い物に挑戦しました。

【切る】　モンテッソーリ　はじめてのハサミ

１歳や２歳の子どもにハサミを使わせるのって…怖いですよね…

しかも、指先活動の上級の運動です。指を使い、手を開いて閉じて。

わが家はこどもちゃれんじを受講していた関係もあり、はじめてのはさみは安全重視の「しまじろう　はじめてのはさみ」にしました。ちなみに、りんごの木のトレーは100均です。

【折る】　モンテッソーリ　折り紙　お洗濯のお手伝い

ここまで、とっても長くなってしまったので、折り紙についてはまた別の記事にまとめますね。

ですが「線を合わせて　角を合わせて　右手でアイロン　ぎゅっぎゅ」

これが合言葉です！

まとめ【モンテッソーリの基本動作】100均手づくり／市販の知育玩具で１歳２歳の発達を！

いかがでしたでしょうか？

思ったよりも膨大な記事になってしまい、読むのが大変だったではないかと反省しています…。

ですが、わが家で大活躍だった知育玩具や、手づくりおもちゃのアイディアを、モンテッソーリに興味のある方々にお届けしたい気持ちで、歯止めが効かなくなってしまいました。

まとめ…大切な基本運動

• 落とす
• 引っ張る
• はめる
• つまむ
• 注ぐ
• 貼る
• 積む
• 並べる
• 縫う
• 切る
• 折る

おうちモンテは、案外気軽に取り入れられるとお分かりいただけたのではないかと願っております。

ぜひ気負わずに、子供の自主性を重んじて、見守りながら、モンテッソーリを取り入れた子育て楽しみましょうね！

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