【4ヶ月乳児健診】行ってきました/予約はいつ?持ち物は?内容は?

こんにちは。mama40 けいこです。

4ヶ月乳幼児健診は、赤ちゃんが満4ヶ月の時に受ける健診です。実は私、この4ヶ月健診の予約をする段階で、勘違いやのんびりしすぎていたことから、危うく予約のタイミングを逃してしまう失敗をしました…。(結局、小児科のご好意で、きちんと対象月に受けることができましたが…ホッ…。)そんな経験も踏まえ、4ヶ月健診について、体験談など、詳細を記します。

【4ヶ月乳児健診】いつ受けるのか?予約は?

自治体によって違いますが、基本的には「4カ月になる月」の時が多いようです。1月生まれなら、誕生日が1日でも15日でも31日でも5月中に健診を受ける必要があります。つまり実際の月齢はまだ3ヶ月であっても「(今月中に)4ヶ月」ということで健診を受けます。そうしないと私の市では、助成金がおりないということでした(つまり自費に)。

私は、この4ヶ月健診の予約で大失敗をしました…。すでに4ヶ月バースデーを迎えた日に(確か4ヶ月健診ていうのがあったような…)とようやく冊子をチェックしたのです…。完全に出遅れました。8月の半ば生まれの息子は、4ヶ月バースデーの時点で、すでに該当月の半分が終わっています。かかりつけの小児科のオンライン予約システムでは、当月の予約は既にいっぱいで取れない…。焦りと落ち込みの気持ちでいっぱいでしたが「すみません、どうしたらよいですか」と小児科に電話をしてみたら、ご好意で時間を調整していただき、危機一髪助かりました。

集団健診の場合は、市町村などからハガキが来ることが基本ですが、個別健診のときはお知らせはないことも多いよう。健診は、それぞれいつ受けるのかを、しっかり把握しし、「1ヶ月前には」しっかり予約しましょう

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乳幼児健診を受ける時期

準備や当日の持ち物など

こちらに詳しく書きました。参考にしてください!

【個別健診】・【集団健診】それぞれの準備の流れは?

【乳幼児健診】持ち物は?

【4ヶ月乳児健診】概要

3~4ヶ月検診の診察は、首すわりの様子や股関節の開き、あやすと反応するかなどを中心に確認するそうです。

息子の4ヶ月健診のときにいただいた診査票には「身体発育」「皮膚」「目」「耳」「口腔」「斜頸」「心雑音」「胸部」「腹部」「泌尿器」「筋緊張」「開排制限」「その他」の発達確認があり、所見なし、疑、所見ありの3つのチェック欄がありました。(うちは無事に全て「所見なし」でした!)

具体的には

○ 問診
○ 身長体重測定
○ 頭囲・胸囲測定
○ 聴診器で心音を聞く
○ お口をあーんして口内の確認
○ おもちゃを目で追うか見る
○ うつ伏せにして首すわりを見る
○ 仰向けにして両手を引っ張り首すわりを見る
○ おむつをはずし、お腹、肛門、外性器の触診
○ 頭部の確認
○ 股関節の確認
○ 皮膚の確認
○ 離乳食についてのお話など

【4ヶ月乳児健診】詳しい内容

問診

当日の問診は以下の項目でした。母子手帳の「3~4ヶ月頃 保護者の記録」のページにも同じような項目がありるので、事前に参考にしておくとよいかも。

○ 今までに何か病気や事故、怪我で医師にかかりましたか
○ 1ヶ月健診を受けましたか
○ 抱いているとき、首はすわっていますか
○ 身を固くして抱きにくいことがありますか
○ あやすと声を出して笑いますか
○ 視線を合わせながら笑いますか
○ 手やおもちゃを口に持っていき、なめたりしますか
○ 目つきや目の動きがおかしいと思ったことがありますか
○ 見えない方向から声をかけると、振り向いたり頭を向けるそぶりがありますか
○ 母乳やミルクを1日どれくらい飲みますか
○ 排便の状況はどうですか

身長

赤ちゃんの身長を測るとき、だいたいママが頭をしっかり押さえていてくださいと言われますね。体を真っ直ぐにするのが大変な赤ちゃんなので、身長測定も一苦労ですが、身長は洋服のサイズの目安になるので、しっかり知りたいポイントですね。

体重

基本の項目ですね。おむつ1枚になって体重を計ります。うちの子は、2670gで生まれましたが、4か月健診では6120gになっていました!なんと、生まれた時の2倍以上!!

どうやら一般的に生後3ヶ月頃には、出生体重の2倍近くになるとのことですが、体重の増加はかなりの個人差があるそうです。

うちの子の体重は、母子手帳に書かれている「乳児身体発育曲線」を見ると、だいぶ下の方ギリギリでした…。小さすぎるの??と不安になりましたが、栄養状態も問題なく、正常だとのこと。

小児科の医師に言われたのは「体重の数字そのものではなく、「乳児身体発育曲線」のカーブに沿うように体重が増加していれば心配はいらない」ということでした。

カウプ指数

赤ちゃんの発育状態の目安を「カウプ指数」というもので表すようです。大人で言うところのBMIですかね。

ざっと小児科の先生が説明してくださったのが、カウプ指数14がお痩せさんで、20がぽっちゃりさんだそうです。うちの子は16だったので、まぁ、標準ということですよね。

カウプ指数=(体重 g )÷{(身長 cm )×(身長 cm )}×10例えば、体重 6.1kg 、身長 60 cm だと、
(6100)÷{60×60}×10=16.9422以上 太りすぎ
19~22 少し太り気味(以前は 優良でしがが現在は変更)
15~18 正常
13~14 やせている
13以下 やせすぎ(栄養失調、消耗症など)

カウプ指数を簡単に計算してくれるサイトがありました!ご参考までに。

keisan:生活や実務に役立つ計算サイト
(その他の計算もいろいろチェックできるサイトのようです…!)

頭囲・胸囲

メジャーを使って、ゴロンと横になっている赤ちゃんの頭や胸の周りを測ってくれます。脳や体の発達が適度であるかのチェックだそうです。

頭囲が大きすぎる場合には、水痘症、硬膜下血腫、硬膜下水腫などの疑いがあり、逆に小さすぎる場合には、小頭症などの脳の病気が疑われ、検査や治療が必要になるそうです。重要な検査なんですね。大きい小さいの判断は、標準から±3cm以上です。

以上は、医師の診察の前に看護師さんか、保健師さんが行ってくださいます。

次の項目から、お医者さんの登場。

聴診器で心音を聞く

胸部聴診、いつもの「もしもし」ですね。心臓の音を聞いて、心音のリズム不調がないか、心臓の疾患の疑いがあるような雑音が聞こえないかを診てるのだそうです。呼吸の音も確認し、肺の機能が正常かも診てくれます。聴診をすると泣いてしまう赤ちゃんが多いとのことで、ママが抱っこしたまま行うことが多いです。

口内の確認

お口をあーんですね。いつも何を見ているのかな?と思うのですが、口内の病気がないか、赤ちゃんのお口の内にカビ!?が生えてないかを確認してくれているようです。

おもちゃを目で追うかを見る

視覚の発達の確認です。斜視の有無、眼球運動の異常がないかを診るそうです。さらに、聴覚の検査として、音がなるおもちゃなどを使って、音がなる方向を向くかどうかを診る場合もあるようです(息子の健診では聴覚検査はありませんでした)。

定頸:首がすわっているかの確認

首すわりの様子を確認です。うつぶせにして寝かせたときに自分で頭をあげられるか、また、仰向けに寝かせ両手を引き上げ、頭も一緒についてくるかを診ていたようでした。これは、どの程度体の運動能力が発達してきたかを見るためのものでもあるそうです。

息子は、まだ首はすわりきっていないようでした。私の判断ではすわったと思い、バウンサーなどを使い始めたいと思っていたのですが、まだ見送った方がよさそうです。やっぱりきちんと健診で医師に判断してもらうのが一番ですね。

腹部の確認

お腹をムギューっと押しながら触診していました。お腹がおおきすぎないか、肝臓や脾臓などの腫れはないか、臍ヘルニア(でべそ)や鼠径ヘルニアはないかなどを確認してくれるようです。

肛門や外性器の確認

息子のおちんちんや、たまたまをプニプニと軽く押すように触診していました。男の子だったので、精巣が降りてこない停留睾丸や精巣周囲に水が溜まる陰嚢水腫などの病気はないかを診ていたそうです。(女の子の場合、外性器が閉じていないかなど)肛門周囲脳腫のしこりや、潜在性二分脊椎によるくぼみなどがないかなど、赤ちゃんに多い異常はないかも診てくれます。

頭部の確認

大泉門(頭頂部の骨がまだ開いてペコペコしている穴)や骨縫合の開閉状況も診てくれます。小頭症や脳腫瘍などの病気の可能性がないかの確認をするそうです。3~4ヶ月検診の時点では大泉門はまだ開いているのが普通だそうです。

股関節の確認

M字になった足を持ち、股を開いて閉じて、動きがスムーズか脱臼がないかなどを確認したり、膝を曲げて左右の高さがそろっているかなど赤ちゃんに多い股関節トラブルはないか診てくれます。

先天性股関節脱臼がないかを主にチェックしているそうです。これは1ヶ月健診の時より、4ヶ月の時の方がわかりやすいみたいです。先天性股関節脱臼は赤ちゃんに多く発症する病気のひとつだそう。検診で発見できれば治療も難しくないそうですが、発見が遅れると大変になる事もあるそうなので、しっかり診てもらいたいですよね。

皮膚の確認

診査中は皮膚のチェックもしてくれているようです。

健診が終わった後に肌も綺麗なので大丈夫ですと言われました。

汗疹や脂漏性湿疹などの乳児湿疹や、その他、赤ちゃんのお肌のトラブルは、年齢と共に徐々に改善するものもあれば、治療が必要なものもあるそうです。

私が気になっていた「首の溝の真っ赤なただれ」については、首にお肉がたっぷりついている時期は、治ってもするまた赤くなるので、薬を塗るなどより、ときどき首の溝を開き、パタパタと空気を送ることが大切だそうです。

離乳食についてのお話

集団健診などの場合、ここで保健師さんが離乳食についてのお話などをしてくれるようですが、私たちが行った個別健診の小児科では、離乳食のお話はプリントされた紙をもらい、お家で読んでくださいとのことでした。

保護者についての問診もありました

○ 赤ちゃんとの生活に慣れてきましたか
○ お子さんは育てやすいですか
○ あなたの体調はいかがですか
○ 悩みがある時に相談できる機関や人はいますか

こうやって、赤ちゃんだけではなく、親の状態も気にかけてもらえるのは、とてもありがたいですね。子育てしやすい環境と理解のためとても重要なサポートだと感じます。

【4ヶ月乳児健診】まとめ

以上、参考になりましたでしょうか? このように項目で書くと、とてもたくさんあるようですが、医師は慣れているので、あっという間に終わってしまいます。

ですが、健診は「気がかり」だったことや「ちょっと相談」してみたかったことなども相談できる機会です。先生が忙しそうで、つい相談しそびれてしまいますが、不安な事はしっかり相談するといいと思います。つい聞き忘れ、ということのないよう、母子手帳などにメモしておくと良いと思います。

変にとりつくろったりせず、自分や、赤ちゃんのありのままを答えるほうが、有益なアドバイスが得られるはずです。

それぞれの診察項目が具体的に何を診ていて、なぜ診る必要があるのかを理解しておけたらいいですね。
(チェック項目は自治体によって多少のちがいもあります)

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